趣意書(案)

----------------------------《現状と背景》------------------------------------------

1995年我国のGDPは米国の71%に迫る勢いであった。(名目GDPにおいて)
昨年の同比は35%にまで低下している。世界の産業構造も大きく変化しハード中心の家電、造船等の世界を席巻した状況ではない。ハード中心の産業は後進国にその王座を奪われている。
今後の世界経済を考える時ソフト中心の産業構造への脱皮がない限り我国の地位は低下を免れない。
現在の学校教育だけでそれらのソフトの時代に通用する人材が育成されるとは考えられない。
同様に塾等の民間企業が、ベースとなる人材育成に積極的になるとは考えにくい。
長期的視野において青少年を育成する組織体が求められている。


----------------------------《解決策》---------------------------------------------

今後更に大きく我国を取り巻く環境は変化する。世界に通用する人材育成を正面から取り組む事が求められる。その実現には公共性が高く、かつ民間の活力を軸に地域の人達を巻き込んむ事ができる組織が必要がある。

長浜には立派な浅井文化ホールがある。それを支えることのできる組織とホールが機能的に融合することでそれらを強力に推進できうる。

よって、
これらの使命をまっとうする非営利の”長浜地域文化創生会議(仮称)”を平成29年2月に立ち上げる手はずとなっております。
今後この組織で活動を行いますので関係各位には趣旨ご理解のうえご協力をお願いするもであります。


----------------------------《目的 ・・・ 青少年育成の現状》-------------------------

長浜市においてスポーツを通じての青少年育成は成果を上げている。様々な団体が様々な催し物を通じて育成が図られている。参加する子供のみならず親も上手く取り込んで有益な活動が多く見受けれれる。親を巻き込むことで地域活力を生み出している。

「健全な魂は健全な肉体にやどる」が実現されているといえる。
またスポーツを通じてチームプレイ(組織力)や互恵の精神が養われていると確信します。

しかし、今後我国に必要な人材はスポーツだけで養われるものでは決してない。
スポーツ同様に求められるのは智力である。


----------------------------《智力の育成》-----------------------------------------

教育の2側面として、知識と智力がある。知識は現在の学校教育で体系立てられて行われている。
しかし、智力に対しての働きかえは十分とは言えない。
今後青少年に必要で求められる智力は、サイエンスであり芸術であり国際性であると考えます。

    智力=サイエンス+芸術性+国際性

    スポーツ+智力→健全な青少年育成

・サイエンス
サイエンスは20世紀以降非常にレベルが上がり難解になった。わかりにくくなっている。それまでのサイエンスはニュートン力学等であっても感覚として捉えることができた。引力をりんごで表現するなど。20世紀に入ってサイエンスは相対性理論と量子力学の二分野が中心に進んでいる。20世紀終盤から21世紀に入ってダークエネルギー、超ひも理論、多次元宇宙論に多くの研究がなされれいる。今までとは全く異なった、また概念でしか理解できない領域に発展してきてる。それらに対して少しでも見識が必要で若いうちに接していくことが切望される。
また大きな要素としてAI(人工知能)がある。AIは私達の生活に抜本的な影響を及ぼくことは間違いない。人類が手にした”火”、”高度な言語能力”に匹敵するツールを今後10年20年の間に手にする。それらの見識なくして世界の先進国には成り得ない。現在の青少年は今から親しんで行く必要がある。

・芸術
情操教育に最も必要なのは芸術です。絵画、音楽、日本文化等があります。
その中で特にホールを活用するとして音楽が有効。空調に若干の問題はあるものの、非常に音響の良いホールである。小ホールの音響も残響が1.7秒程度あり理想と言える。

オーケストラを中心とする西洋音楽は人類の最も完成度の高い文化を有する芸術の一つです。我国においても西洋音楽の派生系としてブラスバンドがあり中高生が親しんでいます。広義で言うとポップスやジャズもその派生系と考えることも出来ます。

それらの源流で体系づけられていて完成度が最も高いのはオーケストラのクラシック音楽であると断言しても過言でない。

実は旧英国の植民地国や中近東にはクラシック音楽は広く普及しているとは言えません。音楽教室にベートーベンの肖像画がかかっているような文化はないです。しかし我国はクラッシクを敬愛する文化があります。それらが有るからが故にTVのコマーシャル音楽も幅広い音楽性を持っていると言えます。また今でも明治の文部省唱歌が我々の中に生きていますがそれらはクラシック音楽から強い影響を受けています。

一般的に認知される以上にクラシック音楽、オーケストラの音楽は我々の生活に根付いていて豊かな人間性を与えてくれていると言えます。

よって、質の高い音楽の提供に当協議会の中心の事業といたします。


・国際性
現代社会において国際化から逃れうる事物は存在しません。地域社会のような閉鎖的な環境に見える場においても、食卓に並ぶ食品からテレビに流れる映画ドラマまで、海外から入ってきたもので溢れており、さらに労働者観光者ら海外の人々が隣人として、顧客として現に来られています。テレビの中でだけ、都会でだけ国際化が進んだ時代はもう終わりです。さらに日本の国力の低下から、今後日本人が日本人だけを相手にしてビジネスを行える時代も終わり、若者が更に海外へ勝負に出ていかなくてはならない時代になってきています。
今後その傾向と進行速度は更に加速しますが、それに対応する機関としての旧来からの教育機関や団体が機能的、能力的に限界を向かえています。そこで、本団体は地域に対して国際社会との繋がりを創り、強め、持続させていくことを目的とした各種企画を提案していきます。
地域と国際社会を直接つなぐ手段として、旧来からの観光や就労と同時に、前述の科学と文化を織り交ぜた交流事業を展開することで、持続的かつ有意義な文化活動を地域に創り出します。


----------------------------《直近の実施策》---------------------------------------

当会館で2回のリサイタル実績ある小嶋稜氏を招いてオーケストラ伴奏でコンサートを行う。
開催は当協議会と浅井文化ホールの共催で行います。

オーケストラは今回募集とする。しかしそのオーケストラは浅井文化ホールのオーケストラとすることを目的とする。地元に根づいたオーケストラが有ることで地域の音楽愛好家の集約が可能となる。今までそのような各となり得るような団体が無かったが故に力のある音楽家が拡散、分散してしまった。

コンサートと同時に佐賀大学大学院須藤真子氏を招いて素粒子の一般向け講演をおこなって頂く

この2本立てで開催を決定している。

    8月12日 浅井文化ホール

    カルチャーコンサート&レクチャー

実施に向けての演奏者の募集、練習方法に関してはオーケストラ経験者を中心に別の実行委員会を既に立ち上げています。


----------------------------《会議の取組》-----------------------------------------

<支援事業>
直接当会議が主催する事業とは別に各種の団体の架け渡しとなるような活動を行う。
長浜には多くの文化や国際交流を目的とした団体があります。地域に根ざした文化を支えて来られた組織や果敢に新たな取組に挑戦されている団体もあります。
それら須らく熱い情熱とここに住む人達への愛情で満たされています。
しかしながらそれら団体の活動間で価値の共有や必要な情報が取り交わされているのを実感することは稀有である。また新たに活動を志す団体に対してお金ではなく、先輩団体として組織的な支援が行われているとは感じられない。
それらを担う組織が求められてるとの考えから組織を作るに至った。

            ・現在活動されている各団体の交流事業

            ・新たな活動を目指してる団体への支援事業



----------------------------《今後の取組 具体策及び案》-----------------------------

・音楽
オーケストラの継続は意義有ることであり継続して行う。年二回程度。
指揮者の藤村知史氏による室内オーケストラの連続演奏会。

       -オーケストラを継続する意義ー

1.子供達に音楽する人達の情熱を直に触れる
2.音楽指導者の育成
3.直後音楽に触れ合える機会の提供
、、、オーケストラ体験、ジュニアオーケストラ設立に向けての研究


・サイエンス
様々な講師を招いて講演会を実施します。また地元の学生の発表の場の提供も実施に向けて進みます。例示としてせっかく長浜バイオ大学がありますが彼らの研究テーマを市民に発表する場が皆無ではと思います。
またサイエンスだけの講演会は受講者に取って敷居が高い場となってしまいます。親しみやすさも必要でコンサートとの組み合わせ等の挑戦も果敢に行います

別に様々な学問に対して多数の学会が存在する。日本学術会議協力学術研究団体に属するだけで1500を超える団体がある。

例示:日本森林学会、イタリア学会、各種医療学会

その発表の多くは都市部で開催されている。持ち回りで開催されている学会もある。
幾つかの学会にターゲットとし浅井文化ホールやロハスの経営する宿泊設備を会場として誘致することを目指す。多くの学会は最終日に地元向けに講演会を催されておりそれらを支援していく。


・国際性
国際性の助長には外国人との直接の接触が不可欠。理由は国際性を伝えられる日本人が皆無に均しいので。幸いにして長浜市はALTを多く採用されている。しかし彼らとの有機的な繋がりはほぼ皆無。彼らの持っている国際感覚は学校での授業の場でしか発揮されていない。
彼らは強く日本を愛している人が大多数である。もっと広く彼らの能力を発揮させることは可能でその場の提供の場の提供を模索していく。

また、長浜市はイタリアベローナ市、ドイツアウグスブルク市と姉妹提携を結んでいる。彼らとの交流に相互の文化の交流は不可欠である。今後の浅井文化ホールでの活動の成果をもって交流を進めていくことは有益である。

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